昭和の時代にタイムスリップ?
とあるYoutuberによって激安ホテル特集の動画があったので、私も興味本位で、ちょうど大阪観光を予定していたこともあって、利用してみることにしました。そこは、大阪市西成区で大阪環状線の新今宮駅に降りて、歩いて5分のところにある、日雇い労働者御用達のビジネスホテルです。
一泊1500円の宿泊料を支払い、保証金1000円(宿泊利用者が部屋の鍵を紛失した場合のために、1000円を預けるシステム)を預けました。指定された部屋に行くと、そこは畳四帖の畳の部屋で、ブラウン管の25型黒縁のアナログテレビにミニ冷蔵庫、畳まれた布団が部屋の隅っこに置いてあるくらいで、他には何もなくシンプルです。まるでここだけ昭和で時代が止まっているような感覚と、なんとも言えない感じがしてきます。
食事のサービスなどは無く、外出か持参です。近くに激安スーパーがあるので、私はそこで買って済ませました。思うに、大体の宿泊者もそこで買ったのを持ち込んでくる感じなのかなと思います。トイレや風呂は共同で、銭湯のような公衆浴場が備えてあります。
今どきのいわゆるドヤの実態
共同の風呂に入ると銭湯と何の変わりもなく、ここが仮にもビジネスホテルだということも忘れるほどです。そこで日雇い労働者の方と少しばかり話をしたのですが、西成区には、こうしたビジネスホテルが多数あり、日雇労働者の方が、仕事を終えて寝床として使用されてきたとのことです。
まあ、そこは何となく、そうだろうなあと思っていましたが、本人方から仰られると、やはりネットだけの情報よりも説得力が有ります。そして、その日見ただけの利用客の年齢層は、見た感じで、中高年の方が主ですが、高齢者も一人と、自分より一回りぐらい若いような方も泊まりに来ていました。直接話はしてないのですが、西成に労働者として住んでいる感じはなく、私同様に旅行ついでに利用したような感じです。流石に女性はいませんでしたが(笑)
まあ、それ以前に、こういう場所に私含め、外から来た人が宿泊に使ってもいいのだろうかと、ふと思ってしまいました、それが商売とは言え、主な利用者は、労働者の方で、一日の汗を落とし休めるところですから、やはり、そういうのは暗黙の領域なのかなと、ちょっぴり罪悪感というか、沸々と感じてしまうことがあったり、そうして一日が去り、そのホテルを後にしました。
余談ですが、最近では、利用客の中に労働者以外にも、自分同様に観光ついでの利用者以外に、国内外問わずバックパッカーの人たちも利用されることが増えたという話も、また、料金が安いのには相応に理由があるのですが、自分は安ければ安いに越したことがないかなと思いました。治安の面ですが、噂されていることもなく普通に過ごせましたし、また大阪に行くことがあればまた宿泊したいですし、個人的には、全然悪くない話だと思いました。いい思い出です(笑)
うp主より
昭和の時代は記事にもあるように日雇い労働者専門の激安ホテル(いわゆるドヤ)が多く存在して一般の人は泊まれないまたは泊まらないという話をよく聞きましたが最近は日雇い労働者自体の減少や高齢化でそのようなホテルにも余裕が出来て一般むけにも宣伝していたりとかバックパッカーの外国人にも一定の支持があるようです。勿論日雇い労働者以外の方が宿泊しても問題ありません。ビジネスホテルと記事にありますがたぶん旅館としての営業かと思います。(法令上旅館としての届け出であればお風呂やトイレは共同でも問題が無いので)
参考記事はこちら
- 上記の記事はあくまでも個人の感想であり特定の施設を批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わっている可能性もありますので最新の情報はお手数ですがお客さまご自身でご確認をお願いします。
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