宿泊業者側は激おこ
以前てるみくらぶの倒産を取り上げたことがあるのですが今度はブッキングドットコムというインターネット予約サイト(当記事では以下予約サイトと記します)でホテルを予約して予約サイト側に客が代金を支払ったにもかかわらずホテルや旅館など宿泊業者側に入金されないという事案が起きている模様です。(当記事では以下宿泊業者と記します)
当然ですが宿泊業者側はカンカンです。大手ホテルチェーンなどであれば複数のサイトや旅行代理店などと提携しているので大きな問題にならないかもですが家族経営で営業しているような中小宿泊業者にとっては死活問題です。経営に関する話になって来るので詳しくは省略しますが数十万円レベルでも未入金状態が数か月も続くと中小業者にとっては死活問題です。実際取引先への事情説明に追われた業者さんも居るそうです。
予約サイト側の説明によると宿泊業者への支払いシステム更新作業で不具合が発生したのが原因だそうで同社は「大半の支払い作業はすでに再開している」としていますが、「予期せぬ技術的な問題が発生したため、一部のパートナー各社には、支払いの遅延が発生しており、現在緊急に対応している」と説明したとのことです。10月20日時点でも一部宿泊業者への支払い遅延は続いている模様です。最大で4か月程度の遅れが発生しているらしく、しびれを切らした業者さんもいるようで未入金の十数か所の宿泊施設が予約サイト側を相手取り提訴した模様です。
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倒産の可能性は低いというが
この予約サイトは海外に本社を置く運営会社(しかも世界最大手)で倒産した某企業とは違い資金なども潤沢で利益を上げており日本法人もありますが過去の他社の件もあるので宿泊施設側はもとより利用者側も今回のトラブルに関しては不信感が強いようです。(いまでもたまにYouTubeなどの広告に出てきてイラっとするのはうp主だけだろうか?)
海外特有の問題
以下は海外所在の宿泊施設に関する記事です。
日本国内ではまずありえないですが予約管理が超適当な宿泊施設が存在するらしいです。
現地スタッフが必ずしも日本語を理解しているとは限らず例えばクレジットカードに書かれている通りの綴りで名前を入力しても予約が入ってないなどのトラブル。
日本国内と海外では商習慣が異なるが故の金銭的などのトラブルもあるようです。さすがに世界的に有名なホテルチェーンでトラブルは起きにくいとは思いますが。(最近豪華ホテルとみせかけて実際に行ったら全く違う建屋?だったトラブルもあるので注意は必要です)
日本の宿泊施設の場合、「旅館業法」などの法令があり設備や運営要件などが厳しく定められていますが国によってはアバウトなところもあるようです。
これらは予約サイト云々の問題でもない気がするのですがクレームの矛先はサイト側にも向けられることが多いようです。また海外拠点のサイトはいわゆる旅慣れた人向けに作られている事が多いらしく旅慣れてない人は使わない方がいいという意見もあります。また何か大きな動きがあれば記事にしたいと思います。
おことわり
上記の記事はあくまでも個人の感想であり特定の業者などを批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わっている可能性もありますので最新の情報はお手数ですがお客さまご自身でご確認をお願いします。
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