宮島訪問税って何?
船舶により宮島に行く方が対象です。(例外もありますので下記記事をご覧ください)観光地の宮島がある地元自治体(広島県廿日市市)が2023年10月より導入した地方税で国内外問わず多くの観光客などの来訪のため増大する行政需要(例:ゴミ処理や公衆トイレなんかの維持)に対応するためといわれています。
よく寺院や大きな神社などで拝観料を徴収してその寺院&神社仏閣などの維持管理に充てる例や宿泊税は日本各地でポツポツと実施されていますが観光地内の入域で税を徴収するケースは日本国内ではあまり無いと思われます。(海外では一部の観光地であるらしい)個人所有の船舶や貸し切り船、団体旅行などでもこの税金の対象なのですが記事が長くなるのでココでは割愛します。以下は個人やグループで行かれる方を想定して記します。なお宮島訪問税についての詳細は廿日市市のホームページをご覧ください。https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/110/59551.html
宮島に行く人はみんな税金かかるの?
この税金は主に観光で宮島を訪問される方にかかる税金であるため以下に該当される方には税金はかからないことになっております。
(課税対象外)
・宮島に住んでいる方(宮島内に住民票がある方)
・宮島内の事業所や事務所、学校などに通勤通学される方
証明書が発行されます。在住の方は市役所または支所、通勤通学の方は会社や学校の事務担当にお問い合わせください。
(課税免除)
・未就学児
・大学以外の学校に在籍しており修学旅行や学校行事や活動に参加している
・児童生徒とその引率者(別途証明書が必要です)
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者手帳を交付されている方
対象外と免除と言うのは厳密には違うらしいですが専門的になりすぎますし分かりやすさを優先するため本記事では課税対象外・課税免除の方を総称して「非課税」と表記します。
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どうやって支払う?
1回の訪問につき100円かかります。(おとな・こどもとも同額です)交通系ICカードが使えますので直接改札機にタッチすると宮島訪問税+運賃が自動的に引かれます。ただし納税証明書をお持ちの方や非課税になる方は直接自動改札を通らずこちらの方法で改札を受けてください。自動改札を通ると二重の支払いになってしまいます。なお定期券をお使いになる場合は扱いが異なりますのでこちらの記事をご覧ください。
なお1年分を前もって納税する方法もあります。税額は500円です。(課税対象だが何らかの用事で年5回以上宮島に行かれる方を想定していると思われます)また1度納税した訪問税を訪問しなかったなどの理由で還付(払戻す)することはできません。特に郵便での請求など証明書の発送に時間がかかるケースの場合には初回の訪問(入域)予定日の前月10日までに、申請&税を納付します。市で納付確認が取れると「納付証明書」が発行されますので宮島訪問時には納付証明書を忘れずにお持ちください。最初の訪問予定日から1年間が証明書の有効期間になります。なお廿日市市役所本庁、宮島支所または大野支所窓口で手続き&納税された場合は証明書即時交付が可能です。ただし平日の8:30~17:15ですが(役所開庁時間内)また本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)が必要です。
各種手帳や証明書は忘れずに
直前の記事でも記しましたがこれらの資格確認は各事業者の改札で行うため忘れてしまうと確認が出来ず訪問税を支払う事になってしまいます。(手帳所持の方は無割引運賃+訪問税)なので宮島訪問の際には忘れずに証明書や各種障がい者手帳をお持ちください。
なおJR西日本宮島フェリー、宮島松大汽船ともミライロID(マイナポータル連携済みになっている事が必要)でも障害者割引の対象になります。なお電池切れなどで画面表示出来ないと割引出来ない事もありますので手帳本通も念のため携帯しておくことをおススメします。(コレは宮島に限らず全国のバスや鉄道にも言えます)障がい者向けの割引に関して詳しくはこちらの記事をご覧ください。
おことわり
上記の記事はあくまでも執筆者個人の見解や感想であり特定の地域や企業などを批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わっている可能性もありますので最新の情報に関しましてはお手数ですがお客さまご自身でご確認をお願いします。
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