温泉宿でのんびり年越ししたいのに
大晦日から年越しにかけて、学生時代の友人と一泊二日で石川を初めて訪れました。まだ新幹線も通る前で、小松空港からJR線で加賀温泉駅へ、そこから旅館のバスでようやく片山津温泉のホテルへと着きました。私たちの目的はとにかく日々の仕事を忘れてのんびりしたいということで、あったかい温泉に入って、ちょっと豪華なご飯を食べて、部屋でのんびり紅白を見ることがこの旅の一番の願望でした。
ホテルの料金は繁忙期ということもあり1泊25000円。新卒1年目には宿泊費だけでこの価格はかなり高額でしたが、思い切って予約をしました。そのこともあり、かなり期待して部屋に入ったのですが、ホームページの見た目とは全然違い、古めかしく壁も汚れていました。
隙間風はいる窓&前の客の飲み残し片付いてない
更に、外に面している窓は隙間風だらけ。おまけに冷蔵庫には前の宿泊者の飲みかけのペットボトルが入れっぱなし。隙間風の件はよく見てみると窓が外れていました。フロントに電話するとスタッフの方が来てくれましたが、すぐ直せるものではないと、タオルとガムテープで応急処置をしてくれたのみ。繁忙期なので他の部屋は空いてない、これで我慢してくれと謝罪もそこそこに、でした。
お風呂はたくさんの種類があり、子どもが多くうるさかったもののゆったりでき、ご飯もズワイガニが一人1杯出てきて豪勢でしたが、ホッとして部屋に戻るとまだ寒い。結局寒い思いをして年を越し、寝ている間も寒く部屋は乾燥する一方。
友人は朝起きて体調不良を訴え、帰宅後熱を出したそうです。一度応急処置に来てからこちらの様子をうかがうこともなく、チェックアウト時も謝罪なし。料金もそのまま満額支払いました。
これって管理がなってないんじゃね?
窓は私たちがチェックインした時から壊れていたし、どう見てももっと前から壊れていた様子でした。そもそも部屋を掃除した時に気づかなかったのか?冷蔵庫の飲みかけのペットボトルも含め、まともに掃除していないのでは?と思うとゾッとしました。
ちなみに飲みかけのペットボトルの件もすきま風の処置をしに来たスタッフさんに言いましたが、申し訳ございません、と申し訳程度の謝罪の言葉で回収していったのみでした。私たちが子どものように見えたのか、ぞんざいな対応で余計に嫌な気持ちになりました。
結局全く休まることなく帰路につきました。年末の慌ただしい時期に、雪深い地にわざわざ赴こうと思った私たちも間違っていたと思うのですが、それを抜きにしてもこちらの旅館には二度と泊まりたくないと思いました。
場末の安旅館ならまだしも、有名な温泉地で、そこそこな値段を取る旅館がこれはかなり酷いと思います。近い将来新幹線も開通しますします賑わいを見せているので、あぐらをかかず真摯に受け止めて欲しいです。
うp主から補足
隙間風で部屋が寒すぎや前の宿泊客の飲み残しが片付いてないのは論外として当方でも口コミ確認しましたが辛口なコメントが多いようです。これって条例違反の気もするけど(条例なので各都道府県により差はあるでしょうが)「客室は毎日1回以上清掃し、常に清潔にしておくこと」とか。
ご存知の方も多いと思いますが加賀温泉と言う温泉があるわけではなく、粟津(石川県小松市)、片山津、山代、山中(いずれも石川県加賀市)の各温泉の総称として加賀温泉郷、または加賀温泉という言い方をしているようです。JR線ですといずれも加賀温泉駅からバスやタクシーなどになるので個々の温泉街まで覚えている方は多くないようです。
新幹線の話が書いてますが上記の体験談は北陸新幹線開通前かと思われます。敦賀延伸時には加賀温泉にも新幹線が止まるようです。(ただいま工事中、2024年3月に新幹線が金沢から敦賀まで延伸すると在来線は別会社に移管になります)加賀温泉の話も出てきましたが(なぜ存在しない温泉なのに駅があるのかとか)鉄道の事を語るサイトではないのでこのくらいにしておきます。
また、上記の記事はあくまでも個人の感想であり特定の施設や業者などを批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わっている可能性もありますので最新の情報はお手数ですがお客さまご自身でご確認をお願いします。
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