温泉大好き家族
我が家はみんな風呂好きで旅行好きです。自然と温泉目指してノリで出かけたり、お出かけの帰りがけに温泉やスーパー銭湯に寄り道したりして、翌日昼まで寝ていることもままありますが、楽しく暮らしています。そんな我が家ですが、今回は計画的に2泊3日でかなり遠出になりますが、かの有名な兵庫県は有馬温泉に初入湯する運びとなりました。
有馬温泉も大きな目的ではありますが、兵庫といえば神戸市、神戸市といえば神戸牛、という、ド素人丸出しな神戸市の散策も大きな目的に掲げていざ出発です。私は横浜在住なので、西に行くたび毎回思うのが、『静岡デケー!』です。
初日は横浜~神戸の500km移動+神戸牛ゲット(昼)+あまり遅くならない時間にチェックインという超ハードスケジュールなので、朝食は静岡になりますが、昼まで静岡なんじゃないかと心配になるくらいずっと静岡だった印象です。それはそれとして、現実世界では距離を速さで割った結果の通り神戸には到着しました。
ついたらさっそく狙いを定めていた『ステーキランド神戸館』さんで神戸牛をいただきに行きました。昼時だったせいか、お店へのエレベータに乗るのも一苦労で、エレベータを降りた先も長蛇の列ができていました。とりあえずダメもとで予約をしている旨を入店整理の店員さんに伝えると、スイッと入れてもらえました。
店内はかなり広いのですが、小さな居酒屋ばりににぎわっていて、おとなし目の東京のステーキハウスとは雰囲気がだいぶ違うなと変なところに関心がわきました。運命の分かれ目であるオーダーですが、我が家には強みがあります。大人が2人いるのです。つまり、別々のものをオーダーすれば2人とも(娘は両親のおすそ分け程度でOK)1度で2つの味を楽しめるのです。いわゆるシェアです。
今回は有名は神戸牛を有名な神戸牛のステーキハウスが取り扱うので、シェアの1択です。テンダーステーキセットと神戸牛ステーキセットという、こちらのお店の2大人気商品をお願いします。調理は席の目の前にある鉄板にて、陽気な関西風味のシェフが現れて行われます。この調理形式の定番である、にんにくの揚げ炒め?というですかね、においでお腹がすいてきます。お肉のほうは、テンダーステーキのほうは脂が少なく、肉の味が好きな人に薦めたい品です。私とシェフの個人的意見としてはこちらが一番おいしいとのことです。神戸牛ステーキは、生状態の肉も拝見しましたが、グルメ番組で見た通りの『これぞ霜降り』といった感じで、肉、油、ジューシーと、うまく表現できませんが、これは肉ではなく神戸牛なんだということで納得しました。。
昼食後ややまったりしつつ神戸市内をうろうろしたのち、目的地である有馬温泉は有馬六彩へと向かいます。神戸市内から高速に乗って40~50分と人里離れた山中に有馬温泉はあります。その中でも特に標高が高いところに有馬六彩・ホテルハーヴェストがありました。
噂には聞いていましたが、さすがは有馬温泉です。エントランス、駐車場からの館内入り口に始まり、ロビー、客室までの廊下、そして客室まで、そこいらのホテルとは比べ物にならないくらいの質の高さが見て取れました。壁や天井にいちいち手の込んだデザインがされてますし、廊下が暗いのですが、この暗さが演出ですと言わんばかりの小洒落た照明がほんのり足元を照らしていたりと、いたるところへの気の使い方が尋常ではありません。これは有名になるはずだとつくづく納得しました。
今回の大きな目的である温泉はというと、我々は平日の宿泊ということもあり、ほかのお客さんはまばらで、浴場をほぼ独占状態でした。近所のスーパー銭湯に比べれば広さや浴槽の数は見劣りしますが、露天風呂の趣は遠出してきた甲斐があったと感じます。一緒に入った娘は泳いでいましたが・・・
館内案内を見たところ、ランドリー、自販機、カラオケ等々娯楽設備も充実しているようでしたが、我が家には無縁でした。朝食はブッフェスタイルで、そこいらのビジネスホテルの延長線上と言ってしまえばそうですが、遥か彼方まで延長しないとたどり着けない領域であると言いたいです。
白米、パン、シリアルを主食に、それに合わせたおかず、デザート、ドリンク等々、朝食なのに1時間いても飽きないほどでした。この有馬六彩は久しぶりに私の中でヒットした宿泊施設です。我が家はアクティブに出かけてしまうので楽しみ切れてはいませんが、のんびりと時間が過ぎるのを楽しみたい方にはぴったりの施設だと思います。
- 上記の記事はあくまでも個人の感想であり特定の施設を批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わっている可能性もありますので最新の情報はお手数ですがお客さまご自身でご確認をお願いします。
スポンサードリンク