同じホテル、同じ定員の部屋でも予約サイトによって料金が違う気がするのですが何故ですか?という質問を頂いたので記事にしてみました。
考えられる要因その1
(1)施設や食事内容に差がある
これは料金が違って当然です。詳細が知りたければ直接宿泊施設に問い合わせすれば教えてもらえると思います。
(2)サービスや内容に差がある
何らかの追加サービスや、チェックイン・アウト時間の制限が厳しい(あるいは逆にゆるやか)等。同じサイトで遅い時間限定のチェックインで安くなっているケースも多々あります。
(3)高いところは見せかけ(言い方は悪いがいわゆる当て馬)
あまりいい言い方ではありませんが、3万円→高い、2万円→安いという心理を利用して2万円がお得だと思わせる。 最近では宿泊施設自体でもホームページを持っているところが増えて、同じ条件でも予約サイトより直接予約のほうが安い場合もあったりもします。(予約サイトを通せば当然手数料をホテル側が支払しなければならない)
さらに、各代理店(予約サイト)の提供枠の問題があります。ちょっと複雑な問題ですが人気がある代理店ならば手数料を上げるのは当然でして、その逆のケースも多々あります。 予約サイトもいろいろありますが、どの予約サイトにどのような宿泊プランを出すかはホテル側が決めています。 「その予約サイト限定の特別プラン」を出すこともあります。ただし、大手旅行代理店に対してはツアー用も含め、ホテル旅館側が「一定の割合の部屋数を予め代理店側に渡している」のでこの限りではありません。こういった事情があるために、予約サイトごとに出ている宿泊プランが違うことはよくあることです。
考えられる要因その2
さて、予約ポータルサイトごとの「宿泊プランの違い」なら比較すればすぐ分かるのですが、「同じホテルの同じタイプの部屋でもサイトごとに料金が異なる」場合も稀にはあります。 その予約サイトだけの部屋数限定特別キャンペーンの場合もありますが、 単純に料金が安いほうのサイトから予約するのがお得とはいえないことに注意してください。
料金が安めの部屋の場合、エレベーターの近くだったり、線路側に近かったり、(要するに音がうるさい)また、眺望があまり良くない低い階の部屋だったりすることがあるからです。 いわゆる条件の悪い部屋、グレードの低い部屋を割り当てているわけです。(部屋のグレードを気にしないとか、アメニティが気に入っているとかいうのなら、お得といえばお得といえると思います。)
最近では高層階プランなど、予約段階ではっきりとプランを分け料金にも差をつけるホテルも多くなっています。 例えばJTBの場合、格安料金プランには はっきりと「客室条件指定不可」という表示をつけています。ほかに、宿泊施設側が各予約サイトの利用顧客層に合わせて宿泊プランを割り振っている場合もあります。
当日予約や直前の予約
(間際予約という言葉を使う場合もあります)
「空室をつくるより、安い料金でも泊まってもらおう」ということでネット経由での直前予約(1週間前ぐらい~当日)に限って宿泊料金を安く設定するホテルが増えています。ネット予約の普及により、ホテルの空室を簡単に探すことができるようになったので、繁忙期以外の時期のホテル予約については間際予約が結構増えてきているようです。間際予約・当日予約については、現在大半の予約サイトが対応していますが、格安プランを出すかどうかは各宿泊施設次第です。
大手旅行代理店系の予約サイトの場合
上のほうで記べたように、旅行代理店は予め代理店枠として宿側から委託される形で部屋を確保しています。これにより代理店独自の宿泊プランを出すことも可能です。空室状況についても通常のサイトとはやや異なります。各種団体やツアー用の客室確保を優先的に行っていますので、ツアー予約状況やキャンセル状況に応じて直前に格安料金プランとして空室を売り出すことがあるからです。一度満室になったあと、通常のキャンセルの他にツアー予約分の空き室とツアー予約キャンセルによる空室がプラスされます。たとえば、年末年始の宿予約なら大体一ヶ月ほどまえに空室が追加されます。
∴まとめ
各ホテルや各旅館などの宿泊業者と各予約サイト運営(または旅行代理店)とのいろいろな思惑が入り混じってこういう現象が起きていると思われます。皆さまご承知の通りこれだけ情報が氾濫しているので、そこからどれをピックアップしていくかという利用者側の賢さも必要になってきました。当サイトでも微力ではありますがそのお手伝いが出来ればと日々研究している次第です。
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