女性用のお風呂が狭い&お湯も出なくて
サークルの合宿があり、その幹事になりました。男女合わせて総勢30名ほどの団体でした。家の近くの旅行代理店に依頼し、宿を探してもらいました。いくつかの候補の中から隣の県の旅館を選びました。
大学生が泊まるような安い宿なので豪華な食事や設備は期待してませんでした。実際に行ってみると、予想通りの安宿でしたが、お風呂やトイレもきれいで部屋も狭いながらも納得のできるものでした。
問題はここからです。男性の部屋や風呂場はトイレは問題ないのですが、女性用のお風呂が狭く、お湯もろくに出ないような状況でした。女性陣はご立腹です。結局幹事の責任となり、市内で銭湯を探し、女性陣を車に分乗させてそこへ連れて行きました。女性陣はここでなんとか収まったのですが、今度は銭湯へ行ったことでスケジュール通りに進まなくなり、先輩の一部が怒り出したのです。
何とか先輩たちにも謝罪し、事はおさめたのですが、旅館側は元々風呂が調子悪いことは旅行会社に伝えてあり、それを私たちは承知で来ていると思っていた、というのです。こちらはそんなことは知らされていませんでした。結果、話し合いは平行線で物別れとなりました。
持ち込み料かかる?
微妙な空気の合宿は何とか終わり、チェックアウトの時間になりました。ここでもう一つの事件です。夜はアルコールも飲むため、ビールやつまみを持ち込んでいました。旅館側は原則持ち込み不可なので持ち込み料を払え、と言ってきました。
これまでいろいろなところで合宿や旅行に行きましたが、持ち込み料をとられたのはここが初めてです。旅行会社には説明してあるという旅館側と、説明を受けていないと主張するこちら側でまたもや平行線です。結局は多少値引いてもらって持ち込み料自体は支払いました。
合宿から帰って、手配した旅行会社に説明を求めたのですが、どうにも要領を得ません。お風呂の件も、持ち込み料の件も聞いていないとの一点張りで話は進みませんでした。こちらも銭湯代や持ち込み料は支払ったものの、それほどの大金でもなかったですし、これも社会勉強と思ってあきらめました。
今でも同窓会に参加するとこの時の合宿の話題になります。あの時は苦労したけれど、今では話のネタとなっています。
この話は後日談があります。この次の年も幹事となり、別の旅行会社に宿の手配をお願いしました。そこで昨年の話をしたところ、旅館の評判がとても悪く、普通は紹介しない、といっていました。その旅館の姿勢もどうかと思いますが、そんなところを紹介した旅行会社もいかがなものかと思います。
うp主補足
ホテルと旅館の違いに関してはこちらの記事も見てみてください。私も旅館にあまり泊ったことがなくて調べてみたら食事に関して(ここでは素泊まり主体の旅館は除きます、ホテルだと併設のレストランなどでの食事になるので)ホテルとは違い食事中の旅館は「飲食店営業」と同じ扱いになるらしく(勿論ですがこれらの旅館は一般的な飲食店と同じで保健所の許可を取って営業しています)なのでそもそも外部から食べ物や飲み物の持ち込みに関して「持ち込み料」がかかる、または持ち込みそのものが出来ない旅館もあります。レストランとか居酒屋が普通、飲食持ち込み出来ないのと同じ理屈らしいです。
近年は旅館でも持ち込み料を取らないところもあったりして、夕食時はダメだが夕食後の晩酌などならOKなところ、黙認しているところなどなど旅館や民宿によっても運用ルールが違ったりしていてそのことが余計に話をややこしくしていると思われます。
そのあたりのルールというかマナー的なものを旅行業者も知らないのかな?説明する余地はあると思うのですが。。。某掲示板でも議論されているようです。当サイトも微力ながらお手伝いが出来ればと思ってます。まあ手っ取り早いのは宿泊予定の宿に直接問い合わせするのが手っ取り早いとは思います。
なお上記の記事はあくまでも個人の感想であり特定の業者を批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わっている可能性もありますので最新の情報はお手数ですがお客さまご自身でご確認をお願いします。
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