子どもが大きくなって短時間なら留守番可能に
私たち家族は旅行が好きで、色々な場所を訪れています。この大失敗談は、私たち家族がとある場所に旅行した際の話です。それまで、まだ子どもが小さかった頃は、家族で旅行していても夫か私が子どもにつきっきりになり十分にリラックスすることはありませんでした。
例えば、食事でも私が子どもにつきっきりになり、家族みんなで落ち着いて会話しながら美味しいものを頂くには程遠い気がしていたものでした。ふと、隣りの食卓では、小学校高学年くらいのお子さんと、楽しそうに落ち着いて食事をする光景が。もう少し、あと少し大きくなったら、私も楽になる!と思って日々を過ごしていました。
実に時間の経つのは早いもので、振り返ればあっというまに子どももおかげさまで無事に成長していってくれました。食事の世話、入浴の世話、様々な介助が楽になり、大きくなったものだわ、としみじみ。寂しいような、バタバタと忙しくしていた頃が懐かしいような。
そんなある日、子どもが小学生低学年の夏休み。私達家族は、ある場所を訪れるためにホテルに宿泊しました。それは家族水入らず、本当に久しぶりの旅行でした。私達は温泉浴場へ。
夫は子どもとゆっくり2人で、私は旅行で初めて一人ゆっくり温泉を楽しんできました。部屋に帰って来ると、夫は一人でゆっくりマッサージチェアーを使いたいということで、部屋のカードキー二枚のうちの一枚を持って一人でまた浴場の方へ出かけて行きました。しばらくすると、息子はテレビを見始めました。自分のお気に入り番組が始まり釘付けでした。私はテレビに夢中になれず、まだ空いていた売店に行きたくなりました。
カードキー持っていって部屋の電気がすべて消える
息子に、一緒に行く?と聞くと、「嫌だ、行きたくない。お母さん一人で行ってきて。」と即答でした。「大丈夫?一人でいられる?」「大丈夫だってば!早く行って来て!」そうだよね、息子が言うんだもん。売店近いしすぐに帰って来るし、大丈夫だよね!大きくなったし!と自分を納得させました。
そして、私は、よし!早く行って早く戻ろう!と時計の針を指差して子どもと約束しました。「お母さん、長い針が3までに来るからね!」五分間の約束でした。慌てて部屋を飛び出しました。何も考えずに、ただ身体が反応したのです。売店で子どものスナックやおつまみを買って、慌てて部屋に戻ればよし!五分もかからず戻る計算でした。
ところが、エレベーター待ちのところで大きな声を聞きました。「誰か、誰かぁー!誰か助けてー!」と息子の声。そうなんです。私が慌ててドア横に差し込んだ二枚目のルームキーを何も考えず抜いて慌てて出た途端、部屋中の電気もテレビも消え真っ暗闇になっていたのでした。
すぐに声に気づいたので、何事も無く。ホッ。自分の愚かな行動を心から反省するのと同時に、知らない場所で安易に留守番させようとしたことを大反省したのでした。
うp主より補足
これもホテルあるあるの話かもしれません。カードキータイプのお部屋の場合ですと部屋の入口にカードキーを入れるホルダーがあって、そこにカードキーを差し込むと部屋の電気がつくというホテルが多いです。外出などでカードキーを外せば1~2分後に自動的に部屋の電気がすべて消える仕掛けになっています。実は外出時でも部屋の電気をつけたままにしておく方法があるのですが別の記事にします。
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